ジェットコースターに新たな法の網ー国交省
エキスポランドのジェットコースターの事故を重く見た国土交通省は、このほどジェットコースターなどの遊園地のライドに対しても鉄道事業法並びに鉄道事業法の適用を行うことを決定した。
これまで遊園地内でのライドは二地点間の移動が行えるゴンドラやモノレールをのぞいて建築基準法での規制にとどめられてきた。しかし今回の事故では、車両の分解検査に関しての規定がなかったために防げなかったという事実に鑑み、これらを包括的に規制できる法制度に移行するという。
これにより、ジェットコースターなどは法定検査が義務化され、安全性が確保できるという。またコースも鉄道に関する技術上の基準を定める省令などに準拠したものに改修される。これにより勾配やカーブにおけるカントなども大幅に緩和され、速度も大幅に低下することとなり、誰でも恐怖感を覚えず安心して乗れる安全な乗り物になるという。ジェットコースターにスリルを覚える利用者にとっては物足りないものとなるかもしれないが、安全・安心が求められる社会においては仕方がない。
これまでは複数駅を設けるとこれらの規制にかかっていたため、ジェットコースターなどのライドの類は同じ駅に戻ってくる設計となっていたが、今回の改正により単一の駅にする理由が無くなった。遊園地を経営する各社では、交通機関としてのジェットコースターやメリーゴーランドに着目している。横浜ドリームランドではモノレールの廃線跡を利用した大船駅までのジェットコースターを設置、近隣の住宅地からの需要を見込む。ドリームランド側ではホテルエンパイアの最上階から発車、一気に大船駅までを疾走するという豪快なもの。好評であればドリームランドから湘南台駅までの延伸も計画しているという。
宝塚ファミリーランドでも梅田までのジェットコースターを計画している。宝塚ファミリーランドを発車したコースターは、一度すみれが丘まで上った後、中国道と阪神高速池田線の上にもうけられた軌道を一気に梅田駅まで向かうという。梅田からの帰りはスカイビルの空中庭園から発車するという。スピード競争でJRに奪われた乗客が戻ってくれば、と阪急では期待をよせている。
Francis Drake Briefing Room - 書くことがないからと言って役所を批判する
http://d.hatena.ne.jp/roi_danton/20070507/p1
これまで遊園地内でのライドは二地点間の移動が行えるゴンドラやモノレールをのぞいて建築基準法での規制にとどめられてきた。しかし今回の事故では、車両の分解検査に関しての規定がなかったために防げなかったという事実に鑑み、これらを包括的に規制できる法制度に移行するという。
これにより、ジェットコースターなどは法定検査が義務化され、安全性が確保できるという。またコースも鉄道に関する技術上の基準を定める省令などに準拠したものに改修される。これにより勾配やカーブにおけるカントなども大幅に緩和され、速度も大幅に低下することとなり、誰でも恐怖感を覚えず安心して乗れる安全な乗り物になるという。ジェットコースターにスリルを覚える利用者にとっては物足りないものとなるかもしれないが、安全・安心が求められる社会においては仕方がない。
これまでは複数駅を設けるとこれらの規制にかかっていたため、ジェットコースターなどのライドの類は同じ駅に戻ってくる設計となっていたが、今回の改正により単一の駅にする理由が無くなった。遊園地を経営する各社では、交通機関としてのジェットコースターやメリーゴーランドに着目している。横浜ドリームランドではモノレールの廃線跡を利用した大船駅までのジェットコースターを設置、近隣の住宅地からの需要を見込む。ドリームランド側ではホテルエンパイアの最上階から発車、一気に大船駅までを疾走するという豪快なもの。好評であればドリームランドから湘南台駅までの延伸も計画しているという。
宝塚ファミリーランドでも梅田までのジェットコースターを計画している。宝塚ファミリーランドを発車したコースターは、一度すみれが丘まで上った後、中国道と阪神高速池田線の上にもうけられた軌道を一気に梅田駅まで向かうという。梅田からの帰りはスカイビルの空中庭園から発車するという。スピード競争でJRに奪われた乗客が戻ってくれば、と阪急では期待をよせている。
Francis Drake Briefing Room - 書くことがないからと言って役所を批判する
http://d.hatena.ne.jp/roi_danton/20070507/p1
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